
「飛龍伝21 〜殺戮の秋」〈いつの日か、白き翼に乗りて〉
無事に千秋楽を迎え 終幕することができました。
ありがとうございました。
つかこうへい作品に出演する事。
岡村俊一さん演出の舞台に立つ事。
青山劇場に立つ事。
良き先輩に出会えた事。
良きライバルに出会えた事。
良きスタッフさんに出会えた事。
夢みたことが実現するという事。
どこか自分の中でそれが嘘だと思っていた事。
それが覆された事。
今、自分がここにいる事。
今、次の舞台の稽古をしている事。
実力ではなく、それら全てが運か偶然でしかない事。
そんな僕を見守ってくれる方々がいる。
僕はあなた様に感謝と感謝にさらに感謝を伝えたい。
今回の舞台に参加し声を大にして言いたい事があります。
つかこうへい作品は伝承されるべきであると。
口承文学の新しい形になっていくような作品である事。
口だてという作劇手法を直に受けた方々のから
少なからず僕も言葉を聞いたのですからその担い手である事を
自覚を持ち俳優人生を進んでいきたい。
これからもそんな僕を見守っていただけると幸せです。
山川ありそ
【関連する記事】
演劇に向ける
ありそさんの真摯な情熱が掴んだ舞台です☆
桐谷美玲さんが
「山川さん!」と呼んだ場面は
本当に嬉しかったです!
美玲さん、素晴らしかったですよね!
あの可憐さと華奢な身体で
激動の青春を生き抜いた健気さ!
あの時代、
日本がその後の進路を定める分岐点に吹き荒れた嵐。
純粋であればあるほど
傷だらけになってしまった青春達。
その言いようも無い切なさを
つかこうへい氏は
叩きつけるような台詞の嵐のレクイエムとして
哀しい青春達の魂に贈ったのでしょうか。
口述による作劇が描き出す生々しく激しい舞台!
どの場面にも、
作者つかこうへい氏が真っ赤な顔をして
躍動する姿が見えているような迫力でした!
ありそさんは確かに
つかこうへい魂の伝承者です☆
きっとこの舞台に魂を捧げた誰もが
つかこうへい氏の情熱を形見分けされて
これから出会う様々な舞台を
生き抜いて行かれることでしょう!
素晴らしかったです☆