
おめーらには、骨付き肉をサービスしてやろう!!
片手にはビール、片手には骨付き肉。
そしてリチャード三世を観れば、HAPPYになること請け合いだぜぇ。
写真を見てくれよ、いい焼けっぷりだろぉ?
デカイだろ?
349グラムくらいあったかな?
まぁ、漢はいちいちグラムなんて気にしちゃいない。
ちなみにポークだ!!!!
焼き上げるのに1時間くらいかけたぜ。
なんせポークは見かけによらず繊細なんだ。
まずは、外側の脂身を焼く。
15分くらい焼いたかな。かなり分厚い脂身だったからなかなか時間かかったぜ。
豪快に焦がすぐらい焼くのがポイントだ。
その間蓋でもしてれば、肉が常温になり、タップタプになるって寸法さ。
間違っても脂身以外を焼くんじゃないぜぇ。
脂身を豪快に焼いたあとは一旦肉をひきあげるんだ。フライパンは脂のプールになってるはずだぜ。
そいつはいらねぇから、捨てちまいな。
キッチンペーパーでもなんでも使うがいいさ。
それから肉の表を焼く!!
ようやく来たぜぇ。
多少焦がすぐらいでいいんだ。
これは、漢の料理だからな!!
そしたら、ひっくり返して裏も焼く。
裏は少しだけだ。
軽く色づいたら、火からあげろ。
ポークは見かけによらず繊細なんだ。
もうかなりの時間火にあたっている。
休ませてやるんだ。
漢には優しさも時には必要なんだ。
この時、ガッツリ焼いた表を上にするんだ。
すると、ガッツリ焼いた熱々の脂や肉汁が、肉の中を通って下に落ちてくだろ?そうしてやることで、中にも火を通してやるんだぜぇ。
コイツの場合かなり分厚かったから、俺は蓋をしてやった。
ポークは見かけによらず繊細なんだ。
ちゃんと火を通してやらないと、腹痛起こしちまう。
休ませてる間、添え物の野菜なんかを焼いたりするといい。
俺はもやし350グラムにした。
豪快だろ?
さあ、いよいよ仕上げだ。一度フライパンをキレイにして、熱々にするんだ!!
肉の表をもう一度軽く焼く、少し冷めてるからな。
そしたら裏っ返して、酒を浴びさせる。
ポークは繊細だが、なんにでも合う。
白ワインでも、赤ワインでもいいんだぜ。
俺は日本酒をぶっかけてやった!!
日本男児だからな!!!!
軽くフランベしたら出来上がりだ!!
今までの工程で火は通ってるから、薫りづけ程度にするんだぜ。
ポークは繊細なんだ。
強火で中まで火を通そうとすると焼きすぎて、硬くなっちまう。
だから、じっくり火を通すんだぜ。
そしたら、ナイフもフォークもいらない。
かぶりつける、もっちり骨付き肉のできあがりってわけだ!!
太郎『あの堀池さん…。場内飲食禁止なんですけど』
ケチケチ言うんじゃねえよ、漢だろ!?
てわけで、おれの肉料理はまた今度だ。
そのかわり、骨付き肉にも負けない。
漢の芝居。約束するぜ!!