あけましておめでとうございます!
井俣太良です。
遂に、2015年が幕を明けました☆
去年は自分にとっても、劇団にとっても
イイ意味で激変の年に成りました。
『贋作・好色一代男』で念願の紀伊國屋ホールに初進出し、満員御礼。劇団初の上映会で大阪にも、初進出し、舞台からは非常に珍しいとされているコミカライズ(漫画化)もされようとしてます。
劇団としての転機となった作品、『ネバーランド』も再演。去年、閉館した青山円形劇場にも立つことが出来て、とても有り難かったです。
僕自身、
歴史ある東映の特撮の現場を知る事が出来たのは本当に本当に嬉かったですし、引き続きたくさんの事を勉強させていただいてます。ミュージカル薄桜鬼の現場も今回でこれで5回目。
まさに劇団のようなチームワークで雰囲気でやれてます。
もうかれこれ20年以上昔、
遥か彼方に演劇という大きな山を見つけ、そのふもとにたどり着くまでに15年。
登り始めて今ようやく5合目。と、いったところでしょうか?
此処からが “正念場” だと思います。
いままで以上に苦しい状況での闘いが既に始まっています。6合目あたりで仲間を失うかも知れませんし、自分さえもどうなるかなんて分からない場所まで、僕達は辿り着いてしまったのです。
なんだか、新年早々重いですが(笑)
でも、
芸能、演劇というメディアは、少なからず
山頂付近で酸素も薄く、体力は消耗し、仲間を失い気力も疲弊した苦しい状況下の中、絢爛豪華な表情を見せる奇人(鬼神)の見世物小屋だと僕は思っています。
僕らが20年前に見た、劇団という憧れは既に時代に淘汰され、血や汗や匂いにまみれた輝きは虚像になり、クリーンなものしか受け付けない風潮にあります。
だからこそ 劇団というものは、、素晴らしい。
遥か彼方だった山頂が眼前の中、そう信じてやみません。
繋いだ手を血が出るほど握り返しながら、
少年社中は今年も山頂へ向け、歩き出しました。
ふもとから、暖かく見守っていただければ
此れ幸い。
2015年。今年も何卒よろしくお願い致します。
少年社中・井俣太良
今やクリーンなものしか受け入れなくなってしまった…」演劇界
深く考えさせられました。
演劇は、その時代に生きる人々の魂に
直に届けるもの。
腑抜けた世の中に
もやもや混沌を抱えている時代には
かなり重圧な投石を。
状況のあまりもの厳しさに
生きる気力も萎えそうな時代には、
想像の力で夢見る希望を。
そしてどんな時代であろうと
人を命がけで想う情熱と温もりを。
人々の魂に直球投下してくださる
少年社中さんの舞台☆
観客である私達より
ずっと先を観据えて創り出される
未だ誰も見たことの無い世界☆
時代の明日を観るように、自分の生きる道を探るように
私達は少年社中さんの舞台に向き合うのでしょう。
いよいよ
酸素の薄い、
呼吸困難ばかりではなく、生命維持も厳しい
山頂を目指すという皆様☆
命掛けなその想い。
しっかと受け止めたでござる!
でも、どんな状況にあろうと、
全ての逆境を笑い飛ばす
英知と仲間を大切に☆
山の麓より凝視して(恐い?)おります♪
突き進め、気愛!
いつも力を
あ・り・が・と・う
ございMARS☆